ここでは、当塾において生徒を指導するうえで私が目指す理想を述べておりますが、異なる考えを否定するつもりはありません。生徒を指導する立場の人にはそれぞれ異なる理想があり、その理想は優劣をつけられるものではないと思います。
1.わからないのは教える側の責任
ある程度やる気がある前提ですが、生徒の「わからない」は教える側の責任だと私は考えています。わからないことを責めるより、どうしてわからなくなったのかを考えるのが先生の仕事です。すべての「わからない」を解決できるわけではありませんが、なるだけ多くの「わからない」を「わかる」に変えられるように努めます。
2.学ぼうとする意思に価値がある
当塾では、学力のある生徒というより学ぶ意思を持つ生徒を大事にしたいと考えています。学ぶ意思といっても、次のテストでいい点取りたいとか、この問題だけは解けるようになりたいとか、そういう小さな目標で十分です。さらに言えば、ちょっと頑張ってみようかなくらいの気持ちでもかまいません。大きくても小さくても、学びたいという気持ちには応えたいと思います。
3.ひとりひとりに合わせた説明を
これまで学んできたことや身につけたことは、ひとりひとり違っています。ある説明で大きくうなずく人もいれば、同じ説明なのに首をひねる人もいます。せっかく個別指導をしているのだから、ひとりひとりに合わせて伝わるように説明をしたいと思います。生徒の顔を見て、生徒の考えを聞いて、ちゃんと納得していることがわかるまで手を尽くしたいと思います。
4.時間はなるだけ平等に
どういう教育が平等かはいまだにわかりませんが、お金をもらって授業をしている以上、ひとりひとりにかける時間はなるだけ平等になるようにしたいと考えています。「3.ひとりひとりに合わせた説明を」との両立が難しく、くわしい説明をしていて時間がかかりすぎることもありますが、時間を平等にしたいという思いは常にあります。
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