合格は生徒自身の努力によるものです。
合格実績は、各志望校を目指す生徒の指導歴があるという程度にお考えください。
2020年2月、合格者数に意味はないと思って削除いたしました。
(うっかり削除したまま保存して人数がわからなくなったわけではありません。決して)
北里大(医・医)[推薦]
帝京大(医・医)[推薦]
徳島文理大(香川薬学)[推薦]
高知大(医・医)[推薦]
土佐中
学芸中
土佐塾中
土佐女子中
広島大(教育)
愛媛大(工)
土佐中
土佐女子中
高知大学(医・医)[AO]
同志社女子大(薬)
岡山白陵中
愛光中
土佐中
土佐塾中
附属中
同じ質問でも、つまずきの原因は人それぞれです。まずは生徒の考えを聞いてつまずきの原因を明らかにし、最も効果的な説明ができるように心がけています。
生徒の顔を見れば、話を理解できているかどうかがわかります。理解できていないようであれば、説明を付け加えたり、説明のしかたを変えたりして、少しでも理解が深まるように努めます。
説明のための最大のツールは言葉です。理解の妨げにならないよう、できる限り生徒の知っている言葉を使うようにしています。
一つの質問に対し、できるだけ一つの要点で答えるようにしています。いろいろ説明するとわかったような気にはなりますが、かえって頭には残りにくくなってしまうからです。
ピラミッドを作るように、基礎から応用へと積み上げていくのが数学です。基礎がしっかりできていないと応用をうまく積み上げることができませんし、たとえ無理に積み上げたとしても、何かの拍子にガラガラと崩れ落ちてしまいます。まずは基礎を固めなければなりません。
基礎は決して簡単ではありません。苦痛に耐えてひたすら反復練習することでやっと身につくという、スポーツでいうところの筋トレのようなところがあります。しかし、だからといって基礎から逃げていては、いつまでたっても数学ができないまま、苦痛なままです。
基礎の先には応用があります。基礎がきっちり身についたら、わかる楽しさ、解く楽しさ、点が取れる楽しさ、いろんな楽しさが待っています。でも基礎が中途半端だと応用がわからない、数学は楽しくない、となります。よく言われることですが、私も言います。基礎は大事です。そして、基礎を完ぺきにしてください。
算数は数学の基礎となる教科です。算数をしっかり勉強していないと、中学校で数学がわからなくなります。中学校で数学がわからなくなると、大学受験でも数学が苦手教科になります。これは国語に関しても言えることですが、小学校での勉強のしかたが一生の学力を決める、と言っても過言ではありません。
しかし、ただ勉強すればよいというわけではありません。算数と数学はつながっていますが、別の教科です。数学と同じように解いてもハリボテの数学力が身につくだけで、算数力は身につきません。大切なことは、算数は算数の解き方で解く、ということです。
算数と数学の違いを一言で表すと、算数は言葉で解く教科、数学は式で解く教科、ということになります。数学の解き方を算数が身につく前にさせると、言葉で考えないで式を作る人間が出来上がります。算数の勉強をするときは、算数は言葉で解くものだということを忘れないでください。
トンネルを両側から掘るように、基礎と応用の両側から掘り進めていくのが理科です。ここで言う基礎とは「振り子の等時性」のような理論のことで、応用とは「振り子時計」のような実例のことだと考えてください。理論を積み上げることと実例を分解して知識を得ることの両方が大切です。
理論と知識、そしてもうひとつ重要なものが感覚です。ゴミ箱にゴミを投げ入れるにはどれだけの力が必要かというのは、理論でも知識でもなく、感覚によって決めています。このような感覚が、間違いを防ぐために役に立つのです。感覚は邪魔なものではありません。正しい感覚は必ず力になります。
いろいろな物事を興味を持って見てみると、たくさんの知識が入ってきます。しっかりと問題演習をしていくことで、理論が積み上げられていきます。その知識や理論によって感覚を修正していけば、洗練された感覚を得ることができます。知識・理論・感覚をバランスよく身につける、ということを意識して勉強してください。